9月8日
今日の午前中は市内観光の続き。午後は昨日出会ったラトビアの調査員と避暑地に行く。まずはリーガ城から、ここは誰かの居住地になっているため中に入れなかったので遠くから写真を撮って終わり。次は展望台に行き、リガの景色を一望した。
その後は少し急ぎ気味でラトビア調査員との合流地へ。チョコレートが有名なラトビアなのでチョコレートケーキを朝ごはん代わりに食べて、Bolt taxiを使ってユールマラという避暑地に行く。途中高速料金?を払おうとしていたが、問題があったのかスルーしてた。専門調査員ということでいろいろ話を聞いていた。意外にも現地語を習得する必要がないらしい。そんな感じでゆっくりしているとバルト海へ到着。午後にも関わらずそこまで多くの人がいなかったのと、家族連れでゆっくりするのがラトビア人の楽しみらしく、BBQをする大学生やカップル等は見られなかった。かなりの人が浜辺で肌を焼いていた。
浜辺の料理店を除くと値段がかなり高い。内陸に戻ってジョージア料理を食べることにした。未知の料理も多くおいしいというより、こういう味なんだという感想が先に来てしまった。彼女たちはパクチーを食べられて幸せそうだった。食後は浜辺のカフェでお酒を飲んでゆっくり!!と思ったら普段の仕事で疲れているらしく浜辺で寝ると。私も一杯飲んだところで異常な眠気が来たので(たぶんちょうどいい日差しとお酒のせい)1時間近く爆睡。起きた時には砂まみれになってた。野生のリスを見つけた。木の枝をモモンガみたいに飛び跳ねている。すごい野生的だ。
こんな感じでゆったりとした午後を過ごし、リガへ戻って専門調査員の飛行機の予約をとり、ほどほどの時間で別れた。チョコレートやパン、白ワインをごちそうになり仲も深めれらので良かった。またお今度会うときを楽しみにしている。
夜にライトアップがあると聞き、九時くらいまで明日の予定を立てながらただ待つ。しかしそんなものはない。おそらく冬限定なのだろう。寮に戻ってシャワーとフルーツティーを飲み(めっちゃまずい)2日目も終了。あとパソコン用の充電器忘れたせいでもう使えない。うぎゃあ。
9月9日
朝5時起き、6時に部屋をでてリガ駅へ向かう。今日は本当に忙しい。7時の電車で80キロ離れたCesis castleにその後40キロ移動でTuraida castleに行くからだ。てきとーにコンビニで2個1.2ユーロのパンとなぜか安いペプシを買って電車に乗る。
ラトビアに来て思うことが、割とラトビア人はテキトーな気がする。トイレと書かれた場所を見て、bathroom?と聞いてもNoと言われたし、あとにも行き場所についてテキトーな返事を受けた。朝トイレに行けなかったので近いところに座り、朝ごはんを食べてとりあえず寝る。電車のトイレはもちろん汚く手洗いの水も出なかった。幸いウェットティッシュを持っていて助かった。だけど行けるときに行っとかないとお金を取られたり、もっとひどい場所ですることになるので、できる限りある時は使っている。ちなみにラトビア人はテキトーといったが電車やバスの運転士は事実を言ってくれるので確認をするなら彼らにしよう。
営業時間の1時間前につき町をふらつく。寿司と書いてあったり、広い広場があったりはしたが結構こじんまりとした観光地だ。メインの城以外あまりみるところがない。
その代わり城は圧巻だった。まず手持ちのランタンを渡されるのがなによりもいい。探検している気分につかれるし、実際に中は相当暗い場所もあり、ランタンの火では足りず携帯の明かりまで使ったりした。
城の中でのプロジェクションマッピングや塔の上からの景色、中が迷路のようにたくさんの道があって満足度が高かった。だが、次の行き先に急いでいたので説明はあまり読まず40分ほどの滞在で終わってしまい、ちょっとした心残りができた。次のバスは11時発。チケット売り場では運転士から直接買うように言われてバス乗り場へ。リガ行のバスが来たためこのバスはTuraidaによるとおじいさんに聞くと、リガだけだといわれた。これが2回目のテキトーポイント。運転士に聞くと途中に寄るといわれたので安心して乗れた。
バスで1時間もなかったためさすがに寝れず景色を見ながらボーっと過ごし、いつの間にか到着。駅から城までのバスが出ているので駅に向かう。駅に着くとすでに城行のバスがあったが、私は何としても日本語の案内マップが欲しかったので先に観光案内所へ。これのせいで次のバスが1時間以上伸びてしまった。だが日本語の地図を見つけた時は感動した。完全に日本語。Google翻訳のような変な意訳もなくきれいな日本語。こんなところで見れるなんて…。この感動から戻り、バス停に向かうとちょうど出発した。待ちたくはないので一番近くの城まで歩く。
城の手前に歴史館と展望スポットがあった。多分有料だと思うけど、展望台に向かう際中にチケット確認などなくすんなり行けた。奥の城では入口付近でチケット購入。それにしても学生カードICISが非常に便利。学割が聞きまくるおかげで多くの施設が半額近い値段で入れる。中は城というか城壁の座案外のようなものがある。誰かがかつて使った椅子とか、大砲の展示、これから行くトゥライダ城の景色がみれた。椅子が写真スポットになっているのか背景が赤い光で照らされ、雰囲気が出ていてすごくよかった。
メインの城まで向かうために、バスに乗りたかったが、次のバスまで40分ほど。受付の人にそんなに遠くないといわれたので歩いていくことに。だがこれは大嘘。歩いて55分。遠いわ!!!!
川を渡り、道路沿いを歩き、時に高原、階段、ちょっとした冒険だ。だが、途中で寄りたかった洞窟には歩いてでしかいけなかったのでそれは良かった。だが恋人の聖地らしく近づいてみるとハートマークがいたるところにあった。まあ恋人で来てる人いなかったので普通に写真を撮ってもらい、城へ向かう。
だが最後の関門!700メートル斜度11%!!!こういうとき標識が読めなかったら何もわからないのに、下手に免許を持っているせいでつらさが目に見える。ひたすら上り続けると建物がみえてきて、ラストスパート!!想定よりも少し早く到着した。ここで次の城のルートを確認する。昨日までは徒歩ルートしかなく落胆していたが、受付で聞くとなんとバスが存在すると。本当にうれしかった。これでトゥライダの城を3つすべて回ることができる。制限時間は1時間メインの城を回ってから広場や周辺を見ていく。時間がないというのに一向に城にたどり着かない。めっちゃ焦る。右が正しいの?左?あってそうな道へ変更し歩いて5分ほど。見えた。安心。入口から城っぽさが全開。見張り台や壁、展示も充実していたし、案内人の服もテーマにそってあるものだった。
そし本日最後の古城へ向かう。どうやら古すぎて修復もされずに残されたほとんど城跡のようなものだ。宮殿やちょっとした町があり農業も行われていた。正直あまり見るところもなく気になっていたロープウェイで帰る。だが強風の影響でなかなか来ない。足の疲れがピークに達しており、1時間近く山道を下って駅に向かう威力はなかった。20分ほど待ってようやく動き出し、無事に帰れた。どたばたで行き当たりばったりな旅ではあったが回りたいとこすべて回り、悔いの残らない満足の行く旅だった。
いい写真やほかの写真は海外旅行にて挙げているので是非見てね。