9月25日
今日も今日とて忙しい。だがかろうじて弁当を作れる時間には起きられたので、卵サンドを作っていく。先日手に入れたアルミホイルにて卵の方を作り、蒸していく感じだ。一応それらしいものは完成したのでよし、ちょい遅れで授業に参加するけどやっぱりまだ開始はしていなかった。
いつもの席にはオランダ人が後から参上。今日もひたすらに眠いけど頑張れるところは頑張る。隣の彼はずっとXか何かを見ている。彼にとっては簡単すぎるのだろうか。私はまだまだ英語力が伸びている気はしない。セミナーについての話もされたが、そんなものは記憶になく、意見を聞いていた。授業後はセミナーだ。私は何も準備をしていなかったが、彼がすべてやってくれたので話を聞くだけ。こういう時に己の無力さと英語力のなさをひたすら実感する。その代わり教授のいうことをたくさんメモを取る。日本人の友達も遅れて参戦。最近あまり授業で見ない。夜遊び歩いていて朝起きられないとか。まあいいや。あと何も準備をしていない二人が新たに私たちのチームに加わった。私は嫌だったが何もしてないし、何もできてない以上特に何も言うことはできなかった。この日記を書いているときが一番むなしくなる。
午後からは言語の授業。毎回来るたびに内容が難しくなって大変だ。日本にいる友達と話しながらバスに乗っていたらめちゃくちゃ降りるバス停を間違えて、時間に余裕があったはずなのにギリギリに到着した。比較的楽しくもつらくなっていく授業を乗り越え寮に速攻帰宅。というタイミングで友達から「飲みに行くのか」という謎の連絡。これから日本人の大学教授に会いに行くことを飲みに行くと言っていたのだと納得。実際そうだが、なんと教授の連絡に何も反応していない人もくると言っているらしい。私が常識がないのかそれとも…。こういうのが目上の人ならなおさら連絡に対して何らかしらの返信は必要ではないか。ともやもやしながら初めて行くとこに向かった。結局時間通りに来たのは私と寮の友達、ぎりぎりで学科の友達、その最初のメンバーはお酒をいっぱいおごってもらえた。(奢っててもらえるなら高いやつ選べばよかった)この教授は同じ大学出身ではなかった。まだどこかにいるのかなとかなり気になった。生い立ちとか、給料事情とか色々聞いた。少し接しずらいとは思ったけど、まあ日本人ということで何とかなる。授業があるといい8時には抜け、少し買い物をして(弁当箱とおかず入れを発見)三人という絶妙な数と会話の難しさを実感しながら、帰った。おなかがすいていたのでピザトーストを作ったがなかなかうまい。おやつにちょうどいい。
9月26日
先週あたりから進めていた揚げ物パーティーをする日だ。大きなフライパンをもって言語の授業に向かう。火曜、水曜と頑張れば基本的に暇なのだ。だが暇だからと外食の予定を入れるとあっという間にお金が付きてしまう。今日は朝からチャーハンを作って持って行った。最近リトアニア語の授業にて日本人と少しずつ打ち解けつつある。授業後、一緒にスーパーに行き、私は揚げ物パーティーの買い出し、もう一人は少し風邪気味らしく薬を買っていた。やっぱり集団より個人の付き合いのほうが楽だし、楽しいと感じる。
買出し後、友達の家にてパーティー。とはいっても全員が集まるには時間がかかるので作業の続きを友達の家にて行う。5時過ぎに材料を買いに×3のマキシマに。ここには基本的になんでもそろっている。ポテトや魚などの上げるだけのものや、とんかつ・唐揚げの材料、飲み物等を調達。準備を進めていく。ここでまたもう一人と合流を果たす。
とんかつを始めとする下味が必要なものから順番に、米や野菜を整える。ここでミスを一つ。油の量だ。なんとなくひたひたになるまで油を使うイメージがあったので、丸々一本使ったところ全然火が通らないのだ。さらに高温にするにはIHでは限界があり、なかなか揚げ物が完成しない。なんだかんだ調理に2時間近くかかってしまった。それでも調理は楽しかったし、試食と言いながら出来立てを食べるのも良かった。
完成形は思ったより豪華。とんかつ、唐揚げ、オニオンリング、ポテト、魚のフライ、ラザニア、玉ねぎとレタスのサラダ、米…久しぶりにこの量のおかずとおなか一杯になるまで食べられた。食事中も話すより食べることに精一杯だった。多分みんなもそう。食後、ゲームルームにてサッカーゲームやババ抜きをして、韓国人と一緒に寮に戻る。韓国語の悪口をいっぱい覚えて…ひたすら楽しかった。
また揚げ物食べたい。
9月27日
バルトの授業にて今日はフィールドトリップとして博物館に向かう。ちょい遅刻だったが何とか間に合った。3人での会話は相変わらず苦手だし、みんなが盛り上がっているのを見ると少し自分が恨めしくなる。博物館はリトアニアの歴史のようだ。率直に思ったのはあまり日本と変わらないなということ。相違点としては内陸が中心なので貝塚のようなものが少ないことくらいだ。弓を使っていたら館内の人に怒られた。個人的に気になっていた城の仕組みの違いの話は面白かった。日本の城は高くいが、ヨーロッパの城は広くて低め。それもヨーロッパ内でかなり違っていたり、リトアニアにある城だけどドイツが作っていたりして、城の特徴がそもそも違っていたりと…。やっぱり古代も好きだが、戦国時代あたりの人間の知恵がもたらした構造物は面白い。
教授の案内で昼食を食べる。ILUNCHというところで値段が安め。1000円くらいのサーモン丼を頼んだ結果、サーモンはほんの少しで後はニンジン…。値段ばかりで内容をきちんと見ればよかった。なんとなく8人で話していて、隣は4人でわりと盛り上がりを見せる中、こちらはいまいち。だったが徐々に話が弾みはじめ、早口言葉ではないが、発音が難しい母語について話したり、サマータイムで時間が少しずれること、とかなんだかんだ最終的には楽しめた。今週末は美術館がただで入れる日なので、そのうちの1人と何となくの日程を決めつつ、まだ行ったことがなかった×4のマキシマへ向かう。2人きりとか日本では本当にないのにリトアニアでは結構増えている。その×4は非常に大きい。ダイヤモンドシティとかを想像してもらえればわかりやすいと思う。複合施設でスーパー以外にもあらゆるものがある。ここらへんで最近自分が主夫であると気付く。なぜか。値段を覚えてきたのだ。どこの店が安いのか。また商品の場所も割とわかるようになってきた。
一緒に買い物をして楽しかったし、少しずつ仲を深められてる気がする。
その後、IKIにて日本食が30パーセントオフで売っているとの情報を聞き、帰ったのにもかかわらず再びお出かけ。ついでに図書館にてブログの続きをして家に帰宅。
結果35ユーロほどの日本食を買った。でもこれでしばらくは日本食に困らないし、非常食確保をできたので全然おっけ。図書館に行くといつも通り勉強を頑張っている友達を見かけて自分も頑張ろうと決意する。
今夜は緑ピーマンの単体買いができたし、ケッチャプが余っているのでナポリタンだ。
だが台所に想像より人が集まっていて嫌だなと思いつつも集中して料理。料理を作る時間くらい一人にしてほしい。ほんとに嫌だった。
そんな感じで早く料理を仕上げて部屋でゆっくりします。
9月28日
1週間に1回大掃除。ほんとは日曜だが、ルームメートが出かけるので、今日は朝から掃除だ。やっぱり掃除は気持ちいい。トイレ掃除と洗面台もついでに行う。そろそろ靴を新調したい。せっかく留学前に買ったが、もう限界。かかとの綿が出ている。はき方は確かに悪い。親指が痛いのでかかと側に体重を乗せているのだ。ルームメートに教えてもらったアウトレット店に行く。靴の値段も日本と変わらないか、やっぱり高い。NIKIなどの大手メーカは安くても80ユーロほど。店内にて悩みに悩んでると店員が声をかけてくれる。靴の症状を言うと補強用のテープを買えば寿命は伸ばせると。それと靴を買う。一番安くて足にフィットしたのが。
1時間くらいは悩んでいたともう。ラバイアチューと最大限の感謝を伝えて、近くのマキシマにてお肉を買う。だがお肉がすでに冷蔵庫に入っていた。仕方ない、今使う分以外を冷凍庫へ移す。買い物に慣れえてきたと思えば、こういうミスが起こる。気を付けよう。お昼は昨日キャンプ動画にて見た、キャベツをバラ肉を卵で包んだやつだ。中はうまく負けずに崩れたが卵は成功。お好み焼みたいで正直かなりおいしかった。調理中は別のイタリア人にずっと話しかけられていた。今週に寮にてインターナショナルディナーをやるからそれのお誘いだ。行きたい気持ちは多少あるが、日本人というだけで料理の期待もされてるし、私は基本自炊しているのでさらに変な期待をされているのだ。もちろん曖昧に、だが行けないと答える。ぶっちゃけめんどくさい。みんな手抜き料理なのに、なんで他の人のためにうまい飯を作らないといけないのか。
調理後少し休んで図書館へ。その前にお金がピンチなのとそろそろ親の機嫌も直っていると予想して電話をかけるがめちゃくちゃ怒られた。いい文はわかるけど一個のミスで起こりすぎだし、そのミスはもう起こってしまったものなので変えられない。いったいどうすればいいのか。おそらく電話前よりは関係復元できたので一安心してブログの作業を始める。
いつも通り友達が勉強をしている。今日は土曜日だからかわからないがなぜか充電できなかった。充電切れるまで編集。寮に戻って飯を作る。先週買った肉がそろそろやばいのでそれの試食だ。味はついているけど…てか仲間で火が通らず再加熱。結構時間がかかってしまった。
調理後だらだらしていると最近雑な連絡をよこす友達から、キッチンへと招待された。
だらだら一対一で話すのは嫌いではないのでまあ良しとするか。話も長くなりそうだったので部屋で12時過ぎまでだらだら話す。
結構楽しい一日?まあ良き。