日記　9月8日　3回

9月1日
今日はウサギ肉のパエリア作りだ。朝起きてSと洗濯に行きその間に料理を作る。レシピを見て試行錯誤しながら完成。だがシティゲームの時間が迫っている。こういう時に何が起きるか…。

そうこぼした。半分ほどは生きていたので器によそいほんの少しだけ食べ、すぐに向かう。若干遅れたが無事参加可能。日本人が異常に少なく特に寮の人はほとんど見かけなかった。シティゲームはタスクをこなすものだ。動画や写真を撮ってどのグループが一番点数を取れるのかを競う。私のチームはガチ勢が多くタスクも良く分かっていなかった私はただついていくだけだ。正直彼らの話す英語のスピードはかなり早く全くついていけない。途中全く分からず水を飲んだら爆笑された。絶対に私に目が向かないように、こそこそと動き、面倒ごとを割けてひたすらついていった。今まではなんだかんだ日本人がいて英語を話さなくてもよくて、それか同じアジア系だから普通に聞き取りやすかったがはじめて留学の厳しさを味わった。いや2回目だ。＋＋＋でも結構聞き取れないことはあった。ここの大学の英語要件は他と比べても低いはずなのに…みんな喋れるやん…。

どうやら私のチームは2位に10ポイント差で勝ったらしい。お菓子だけ大量に強奪して帰宅や。これが海外か…。ふとした瞬間に日本人を求めている私は成長できるのかな。見かけると声をかけようとするが、相手が英語でコミュニケーションをはかっていて何してるのだろうとも思う。

帰って昼間食べなかった手の凝った兎肉のパエリアとお菓子をひたすら食べた。日本人と一緒にランニングもして少し気が晴れた。ランニング中はリトアニア語の勉強と考え事をした。MAXIMAでカードもらえたけどアクティベートが必要、やること多すぎる。夜は骨付きリブ、豪華なようだが骨が多すぎてふりかけを使ってしまった。また履修を組んで一日が終了だ。

9月2日

3時からのパレードまで時間があり、朝ごはんをしっかり作り、履修をもう一度見て、ちょっとルームツアーをしたり親に怒られて午前中を過ごす。正直まじで毎日暇はない。正確にいえば暇はあるけどダラアーと過ごしたいので連絡は後回しだ。だがもっと勉強しないとな（日記記入中の感想）。パレードには中国人とSと行く。Sが少しおとなしいというか口数が少ない気がした。何か気に障ることしたのだろうか…。だから基本中国人と話していた。パレード着くと台湾人と1ガンレフを持ったKがいた。最近カメラを使うのが楽しい。韓国人と彼女の影響だろう。帰ったらカメラを買うかも…。パレードには取る人としかはじめ参加した。中も楽しそうだったが並走するのもなかなかいい。自分に少し酔っていただけだったかもしれないが…。まあ正直中からの景色は微妙…参加したという事実に後から良かったとは思うがもう一度参加するかは微妙だ。なんか性根のとこでどうしてもイベントを楽しみ切れない。撮るのは楽しかったけど。

大学の敷地にこれでもかっていうくらいひとが集まり、長い演説だったのでフランス人と話したり途中抜け出して韓国人と話していた。行事が終わり、バディとの食事、集合場所を間違え少し恥ずかしかったが、なんとか合流。だがこのときが今までで一番気まずく、全員ヨーロッパ人の中一人アジア人が立ち向かう。全体の会話には基本的についていけないので所々1対1で会話をしてなんとか乗り切った。ただでさえ多人数は苦手なのにやめてくれ。本当にしんどかった。今までで一番海外を感じたかもしれん。スピードの速さはもちろん中学レベルの簡単な短文など使わずかろうじて拾っていくだけの会話。全く集団会話に参加できなかった。話したのはサーモンがうまいことと日本の伝統料理についてそれも終盤で短いし会話には至らなかった。サーモンは本当にうまかった。ただ2ユーロも取られたが…。帰ってまた履修登録を考えてめんどくさくなって明日に回して早めに寝た。てか風呂も入らず布団の上でうだうだしていた。何もしたくなかった。

９月３日
翌日とる授業も決まっていなかったがとりあえず学部別オリエンテーションに参加、その後はYとともに履修を組むことに。ここで最初の挫折が訪れる。まぎれもなく授業が眠かった。正直30分も起きていなかった。このことを前提においても授業で何を言っていたのか全く分からなかったのだ。あ、つんだと心の底から思った。周りはみなわかっていそうな雰囲気だ。そのＹもなんとなくはわかったらしい。私は心の底からやばいと思った。ここまで何もわからないとは…。自分の履修計画の大きな変更が必須でもうとにかくメンタルブレイクした。よくわからないままグループ２に入った。やばいやばいやばい…これしか考えられない。一日ずっと考えていたし本当にやばかった。この日からだ。周りが意外と日記をつけていること知って私もつけようと決意したのは。メンタルブレイクをなんとか文章として書き起こしいつか確認するだろう。このときは本当にまれにくる何もわからないどうしよう状態だった。飯はリブステーキを使って豪華にして、Yと寮に戻って一緒に話して、あとは日本にいるゼミ生のズームに顔出し、夜は同じ大学からの友達の手料理を食べて、（何気に女子の手料理食べる機会はレアかも）ワードプレスの設定をいじり海外可能にして今も更新を続けている。はたしてこれからどうなるのか本当に大学生活できるのかメンタルが著しくやられた。

9月４日
昨日の授業の不安からか夜のイベントには参加せず授業に臨んだ。オリエンテーションで知り合いになったオランダ人とともに授業を受けた。今回の先生の英語はわかる。普通にうれしかった。一応日本の大学でも春に1授業だけ完全英語経済をとり、ぼろぼろにされたけど、そのかいはあったのか。結構スムーズに理解できた。本当にうれしかったし安心した。とりあえず経済系でとれる授業がみつかったことに。セミナーが2週間に1回で私は来週なのでオランダ人と会話をした。オランダといえば世界の中でも英語話者が非常に多い国どうすれば流暢に喋れるようになるか聞くと会話が一番いいと。後は小さいころから映画を見たり、日常でも使う機会があったそう。とりあえず彼の彼女が来るまでの間ひたすら会話をした。バイトをしていることやここに住んでいるとか…

午後は何をしたか覚えてないけど5時ころサンドイッチを作ってるポイ。だから毎日日記付けるべきなんよ。その後はボードゲーミングデイに参加。寮の人と一緒に来たけど席が埋まってた。私はテキトーな席でよくわかんないゲームに参加した。ドラゴンから宝を奪って一番ポイントが高い人が勝らしい。そのゲームの参加者に日本人がいた。後かrあ聞いた話だが半年前から交換留学生としてきているらしい。ゲーム中はルールを理解するのに精いっぱい。でもとりあえずやりはじめるとわかってきて、とにかくめっちゃ楽しかった。友達はペアが悪かったのか、ペアがずっと主導していてあまり参加できていなかったけど、私はペアと仲良くできた。運が良ければ勝てそうだったけど、びりになった。だが目標（誰かを蹴落とすこと）はできたし非常に楽しかった。ピアノがあったのでおじさんと一緒に楽しんだ。もう少しピアノを真面目にやれば圧倒的な音を披露できたのにと後悔した…。ゲームが終わって外で話してたら一緒に遊んでいた人から何かを言われた。NOととりあえず言ったけどどうやら楽しかったよな的なことを言ってたらしい…こういうとき困るよね（笑）。あと韓国人がナンパ？されて帰れないと思いきやナンパしてた側はゲイ？みたいでカオスだった。とりあえずNOって言ってごめんなさ～い！！楽しかった！！！

９月５日
この日は本格的に何をしたか覚えていない。
写真を見返す昼にクリームパスタを作り、夜ご飯はチャーハンを作ったようだ。たぶん昼間は寝てた気がする。
あとは夜にculture nightがあった。リトアニアの歴史や踊り、お菓子が提供された。最初は文化っぽいことやっていたけど後半はほとんど音楽に合わせて踊っていただけ…。私は大きい音楽が流れっぱなしなクラブ的な空間が苦手だとリトアニアに来てから実感、早めに出て外で日本人と生活について話していた。
心の底で日本人が最終バス遅れないかなとか下衆な考えもあったりした。メンタルが崩れていたのかな…。最終バスで帰ってシャワーを速攻浴びてネタ。

９月６日
一番気になっていた授業の初回だ。朝は９時前に起きて準備をしていたが、あっという間に出発時間に。友達に何時のバスか聞いて慌てて出かけた。リトアニア関係の授業はold townと呼ばれる古いキャンパスでとっていてバスで片道40分くらい。これでも日本の大学より近いからありがたい。このバスで初めてチケットを確認する人に出会った。私の友達は多い人で三回あっているらしく、そいつの運に巻き込まれたと思った。（人にもよるけど2週間で3回は明らか多すぎる。一年いて3回しか見ない人もいる）。私は定期券があるため堂々と英単語アプリを開き友達は慌てていた。この出来事はバスの遅延の原因なので嫌いだ。教室は相変わらずわからないのでただついていく。建物は歴史的な意味できれいだけど中が複雑ですぐに迷子になる。教室に入ると想像よりも日本人を発見。4割くらいかな。結構な人数がとっているとは聞いていたが多いわ。初回なので自己紹介と今後の流れ、課題等の説明をざっと。かなり自由な授業らしくすべてに参加しなくてもいいらしい。ただし課題は期限までに出そうね的な。

授業おわりはみんなでスーパーで買い出しをしてピクニックをすることにした。大学終わりのこういうイベントは楽しくていい。どうせ授業後は家帰っても寝ちゃうだけだから。ここで初めて寿司？を食べてみた。1つ目はサーモンのように見えるが中に白い液体、所々青いのがある。もう一つはあげてある。

味は…

当然まずい！！もう２度とクワン

サーモンはまだたべられる。しかし米と謎のソースが異常な合わなさ。思い出したくもない。
まだ上げてあるほうは食べられる。だがもちろん寿司ではない。

そのまま公園内の川で水浴び、ゆったりとした時間を過ごす。日本人は勤勉だ。リトアニアでどこかにダッシュする人を見かけたことがない。鴨もゆったりしている。ラトビアのチケットをとって私もだらだら露機を過ごした。

9月7日
怒涛の２週間がたち、リフレッシュがてらラトビアへ。詳細については別途旅行記で語るので割愛。なんとヴィリニュスからリガまではバスで５時間で行けます。そんな短時間で国を跨げるとは。朝は５時起き、前日に一通り準備を終わらせて30分前に集合場所へ行きます。細かい集合場所がわからずおじいさんに聞くと、リトアニア語よりロシア語の翻訳がいいと…。年齢によってはロシアの影響が大きいのだと感じた。集合場所にいた中国人？がしきりにこっちを見てきてちょっと怖かった。バスに乗車の際パスポートが必要とのこと。出かけるときは必ず携帯しよう。目の前の親子がバスに乗れてなかった。

バスはLUX EXPRESSという豪華だが格安バスで、各席にスクリーンとコーヒー類のドリンクバー、トイレと一通りそろっているもので快適に過ごせた。半分くらいは爆睡してた。11時前にリガへ到着。目の前の中央市場へ向かった。野菜売り場から洋服、雑貨など大量に売っていた。ただ雑貨は正直値段が変わらないなと、野菜類は物価がわからないので高いも安いもいえない。

この後は他の方のブログを参考に町を歩く。正直何どこにあるのか全く分からなかったので、宿に向かいながら、マップを使って観光地らしきところを回る。最初に見えたのはブレーメンの音楽隊、ここできたことがあるかも？という記憶がよみがえる。日本人のツアー団体を見つけて、大学生くらいの子に写真を撮ってもらった。バルト三国のツアーで来ているという。（かなりかわいい子だった。）

ここで12時から教会にてコンサートがあると聞く。パイプオルガンの響きがもうすごかった。たった30分の演奏会ではあったが、様々な音色を奏で、弾きながら音色を変えていく、たった一つのパイプオルガンなのに圧倒的な迫力で、私を魅了した。いつかパイプオルガンを弾いてみたい。演奏後中を観光中に思い出した。私はリガに来たことがある。まったく同じ景色を見ていた。中庭には写真スポットがあった。中国人団体客が占領していた。それにしても彼らは写真を撮るのが上手だとめっちゃ感心した。

教会観光後、ぶつぶつ喋っているとラトビアの専門調査員の方に声をかけてもらえた。まだ来て4か月で友達と観光しているらしい。お互いやることもあって少し話して解散。寮に向かいます。

宿は格安のドーミトリー。入り方がわからなかったのでとりあえず人が出てくるのを待って中へ素早く入る。共用スペースや無料のコーヒー、カトラリーがあり思ったより悪くない。私が来たとき女子用のベットしか空いていないとかでめっちゃ焦っていたが…他にもロッカーを力づくで直したりしていて、まあこんなもんよ。

お昼ご飯は友達と調査員おすすめのRIDOへ。だが、マップの方向が逆方向に向いている。目的地からどんどん遠ざかって、真反対へ来てしまった。仕方ない、近くの国立図書館と鉄道博物館を探索する。
図書館は事前に画像で見てた、斜めになった本棚が圧倒的な存在感を放っていて、そのほかにも展望台や中の階段、origamiも見つけた。正直テンション上がった。まさか日本文化がここにあるとは。鉄道博物館はよくある手漕ぎの鉄道から、蒸気機関など鉄道の歴史が感じられるものだ。正直一ミリも鉄道に興味はなかったが、鉄道模型が動くと想像より心を動かされ、他にも野生？猫を見つけ、ラトビア人が「ねこさ～ん」と言っていてかなり和んだ。

今度こそラトビア料理を食べる。付近の観光場所を一通り見つくして、ちょっと川沿いによりLIDOへ到着。しかし食堂みたいな感じであったのに入口がわからない。5分くらい探ってやっと発見。今思うと相当恥ずかしい…。ラトビアでは気持ち英語できる人がリトアニアより少ない気がする。ラトビアの名物が食べたいといっても通じなかった。この日は一食だけでいいやと思っていたのでラトビア料理とおすすめ、酒、デザートで豪華な昼＋夜ごはんにした。店内に日本人？を見つけたけど声をかける気力がなかった。